北海道コンサドーレ札幌完全ガイド⑦|179市町村との絆:地域密着活動とコンサ百年の森
2016年に「北海道コンサドーレ札幌」と改称してから、クラブの地域連携活動は飛躍的に拡大した。ホームタウンとして設定された北海道179全市町村との「包括連携協定」は、サッカーの普及を超えた多角的な社会貢献の形を作り上げている。
包括連携協定:それぞれの地域課題への対応
クラブは道内の各市町村と「包括連携協定」を締結し、その地域固有の課題解決にコミットしている。東川町とはウィンタースポーツの育成拠点として協力、芽室町ではゲートボールの普及、赤平市ではイメージカラーを活かした街づくりなど、その内容は多岐にわたる。
こうした取り組みはJリーグが掲げる「シャレン!(社会連携活動)」の先駆的事例として高く評価されており、他クラブのモデルとなっている。
出典: コンサドーレ公式 自治体連携 https://www.consadole-sapporo.jp/club/municipality/
コンサ百年の森づくり:サポーターと作る環境保護
2008年から継続している「コンサ百年の森づくり」プロジェクトは、2004年の台風で被害を受けた支笏湖周辺の森を再生させるため、サポーターとともに8,000本以上の植樹を行ってきた活動だ。現在は子供たちの環境教育の場としても活用されている。
スタジアムでのゴミ分別・リサイクルの徹底、チケットのデジタル化によるペーパーレス推進など、運営のあらゆる面でSDGsを意識した取り組みが行われている。
出典: 札幌市SDGs https://www.city.sapporo.jp/nishi/machizukuri/sdgskigyou/...
コンサドールズとシニアチア「月下美人」
公式ダンスドリルチーム「コンサドールズ」は1997年にJリーグ初のチアリーディングチームとしてデビューし、現在も高水準のパフォーマンスを維持している。特筆すべきは60歳以上の女性を対象とした「月下美人」というシニアチアチームの存在だ。高齢化社会における健康維持と社会参加のモデルとして注目を集めている。
「月下美人」のメンバーたちはスタジアムでパフォーマンスを披露するほか、地域のイベントにも積極的に参加し、コンサドーレが全世代に開かれたクラブであることを体現している。
ソーシャル・キャピタルの形成
大学の研究によれば、北海道コンサドーレ札幌は地域における「ソーシャル・キャピタル(社会関係資本)」の形成に大きく寄与している。クラブを通じたサポーター・地域企業・自治体の間の「信頼」「規範」「ネットワーク」が、地域の効率性を高める「公共財」として機能しているという分析だ。ファン同士の横の関係が、行政や企業の枠を超えた新しい地域活性化のエネルギー源となっている。
出典: 東洋大学 地域活性化 https://toyo.repo.nii.ac.jp/record/12276/files/lifedesign...
参考情報・出典一覧
参考情報・出典
出典: コンサドーレ公式 https://www.consadole-sapporo.jp
出典: コンサドーレ公式 自治体連携 https://www.consadole-sapporo.jp/club/municipality/
出典: 東洋大学 地域活性化研究 https://toyo.repo.nii.ac.jp