北海道コンサドーレ札幌完全ガイド⑧|注目選手列伝:チャナティップから菅大輝、そして未来を担う選手たち
北海道コンサドーレ札幌の歴史は、個性豊かな選手たちによって彩られてきた。タイのスーパースター・チャナティップ、Jリーグ最多出場を誇る小野伸二、アカデミー育ちの菅大輝——それぞれが異なる形でクラブと北海道に貢献してきた。
チャナティップ・ソングラシン:タイとの架け橋
「タイのメッシ」として母国で絶大な人気を誇るチャナティップは、2017年にコンサドーレに加入し、その技術とスピードで日本のファンを魅了した。しかし彼の貢献は戦力補強にとどまらなかった。タイ国内でのJリーグ放映権価値の向上、タイ人観光客の北海道への誘致——これは野々村社長の東南アジア戦略の先駆け実践だった。
チャナティップは2022年に川崎フロンターレへと移籍したが、コンサドーレで見せた「タイ人選手がJリーグで輝ける」という証明は、Jリーグ全体のアジア展開に大きな影響を与えた。
小野伸二:晩年に輝いた「天才」
日本サッカー史上最高の天才と称される小野伸二は、キャリア晩年をコンサドーレで過ごした。そのテクニックと視野の広さは全盛期を過ぎても健在で、若い選手たちへの影響と「あの小野伸二がコンサドーレにいる」というブランド価値を提供した。
稲本潤一とともに、元日本代表の「スター選手の獲得」という野々村戦略の象徴的事例でもあった。
菅大輝:アカデミーが生んだ日本代表
U-12から札幌で育ちトップチームへ、そして日本代表へ。菅大輝の軌跡はコンサドーレの育成哲学が実を結んだ証明だ。スピードと積極的な攻撃参加を武器に、2019年のルヴァンカップ決勝でも先制ゴールを記録した。
地方クラブのアカデミーから日本代表が生まれることの意義は計り知れない。北海道の子供たちに「ここで頑張れば、代表になれる」という現実的な夢を見せた存在だ。
福森晃斗:芸術的フリーキッカー
左足から繰り出される芸術的なフリーキックで知られる福森晃斗は、コンサドーレのセットプレーを担う重要な選手だった。2019年ルヴァンカップ決勝延長戦での逆転FKゴールは、クラブ史に残る名場面の一つだ。
2025年シーズンの注目選手
J2での戦いとなった2025年シーズン、コンサドーレを牽引する注目選手として以下が挙げられる。
高嶺朋樹: ベルギー1部コルトレイクから復帰。中盤の要として攻守に貢献
アマドゥ・バカヨコ: シエラレオネ代表FW。190cmの体格を活かしたポストプレーが武器
宮澤裕樹: 長年コンサドーレを支えるベテランMF
2025年シーズンは岩政監督→柴田監督と途中交代があり、新監督の「スペースアタッキング」スタイルへの適応が注目された。
参考情報・出典一覧
参考情報・出典
出典: コンサドーレ公式 https://www.consadole-sapporo.jp
出典: Football Tribe 岩政監督解任分析 https://football-tribe.com/japan/2025/08/14/337708/